「おはよう」
もう一度永遠が柚葉に話しかける。
「・・・おはよ・・・」


永遠は次の瞬間、柚葉を力いっぱい抱きしめていた。
夕べから我慢していた涙が流れる。




想いのすべてを込めて抱きしめながら柚葉との未来に何があっても絶対に自分が守っていくことを、一緒に乗り越えていくことを心に誓った。