君の隣でみる夢

「あとで迎えに来る」
「今日は一人で帰る」
柚葉の言葉に永遠は柚葉をにらむ。
「私だって一人で帰りたいし」
本心じゃない。でもこうでも言わないと永遠は自分にいつまでも縛られてしまう。柚葉はこうして永遠を突き放すことが時々あった。
「だめ。そんなことしたら口きかない。」
「・・・それでも一人で帰るもん」
「柚葉」
永遠に名前を呼ばれると柚葉は弱い。
「待ってろよ。ちゃんと。」
「・・・待ってないかも」
小声で言う柚葉に永遠はため息をついてから保健室を出て行った。