『う、うう……』 暗闇の中で止め方を忘れてしまったかのようにひとり涙を流しながら、俺の気持ちはもう決まっていた。 ――彼女に会いたいと。 捨てるだけだったこの命のすべてをかけて、彼女を愛することができたらどれほど幸せだろう。 ひまわりさん、君は知っているかな。 世界の片隅で、君に救われた人がいることを。 こうして俺は生まれ変わることを選び、君に会いに来た。 ──これは、はのんちゃんに出会う少し前のお話。 番外編 Fin