「……カンナ…どうした!?」
アルバートさんが、私の異変に気付いた。
「わ…ぼ、僕……なんだか怖くて……」
「そうか、そうだな。
こんなものを見たら、確かに怖くなってしまうな。
ネイサン…カンナを上に連れて行ってやってくれ。」
「はい。」
私は、情けなくもネイサンさんに付き添われ…上の部屋に戻った。
「カンナ…これを飲みなさい。」
ネイサンさんがくれたのは、お酒だった。
そうだね…こういう時はお酒も良いかもしれないね。
私は少しずつ、そのきついお酒を喉の奥に流し込んだ。
「しかし、大変なものをみつけてしまったな。」
「は、はい。」
「だが、そんなに心配することはない。
あとは、城の学者たちが調べるだろうし、あれを見つけたからといって、カンナに何かが起こるようなこともないから、安心しなさい。」
「あ…あの、ネイサンさん……」
「なんだい?」
言った方が良いんだろうか?
私が、あの魔方陣に呼ばれたことを…
この話をもし打ち明けるとしたら、やっぱりネイサンさんが一番打ち明けやすい気がする。
私のことを守ってくれた人だし、私が女だってことも知ってるし…
アルバートさんが、私の異変に気付いた。
「わ…ぼ、僕……なんだか怖くて……」
「そうか、そうだな。
こんなものを見たら、確かに怖くなってしまうな。
ネイサン…カンナを上に連れて行ってやってくれ。」
「はい。」
私は、情けなくもネイサンさんに付き添われ…上の部屋に戻った。
「カンナ…これを飲みなさい。」
ネイサンさんがくれたのは、お酒だった。
そうだね…こういう時はお酒も良いかもしれないね。
私は少しずつ、そのきついお酒を喉の奥に流し込んだ。
「しかし、大変なものをみつけてしまったな。」
「は、はい。」
「だが、そんなに心配することはない。
あとは、城の学者たちが調べるだろうし、あれを見つけたからといって、カンナに何かが起こるようなこともないから、安心しなさい。」
「あ…あの、ネイサンさん……」
「なんだい?」
言った方が良いんだろうか?
私が、あの魔方陣に呼ばれたことを…
この話をもし打ち明けるとしたら、やっぱりネイサンさんが一番打ち明けやすい気がする。
私のことを守ってくれた人だし、私が女だってことも知ってるし…



