今夜は久しぶりに同期メンバーとご飯へ行くことに。

怜くんに連絡しなきゃ。

"今夜は同期とご飯へ行くので、お迎えは大丈夫だよ。"

送信と。


"同期って?"

返信早い。怜くんもお昼だったのかな。

ここは正直に言うべきだよね。

"男女5人だよ。近くのハーパーってイタリアンだよー。"

"わかった"

怜くん、やけにすんなりと、、、

まあ、仕事の付き合いだし、男だけじゃないしね。

お酒飲めるようになったら、怜くんと一緒に行きたいなー。

楽しみ。


「崎元、行けそう?」

「うん、大丈夫。」

「じゃあ、定時に帰れるように巻きで」

「だね。頑張る」

同期メンバーの一人、谷田は怜くんの溺愛っぷりを知ってる。

だから、男いて許してくれるか心配だったみたい。

怜くんは溺愛だけど束縛はしないし。

そんな心配いらないのに。