はぁ、歩空くんもいなくなっちゃったし、お風呂でも入るか。

私は自分の部屋に行って用意をし始めた。


―その頃の歩空―

はぁ、ダルい。

課題超多いし。

シャー芯学校に忘れるし。

……走るか。

あんまり遅いと凛那が寂しがるかもしれないしね☆

コンビニからの帰り。

春とはいえ、少し蒸し暑い。

その上走ったから汗をかいた。

(帰ったら風呂はいろ。)

そう思いながら家の玄関を開けた。