柔らかい健太の唇が私の唇に触れ、奥深くキスを落としいく。私はもうそこから健太一色に染まっていった

「ンッ・・・ン」

気が遠くなりかけては健太に名前を呼ばれまた、意識を取り戻す

そんな繰り返しに私は健太に溺れ、健太は私に愛を刻む

「アッ・・・」

その晩何度も何度も私を愛おしそうに抱き、お互いに求め合い私達は天へと果てて行った

夢の中で砂浜で遊ぶ子供の姿を私と健太が眺めている夢を見た

私も健太も笑顔で、目を細めて見ている

暑い日差しの下の出来事であった

私は健太の腕の中でそんな夢心地な気分でぐっすりと眠っていた