次の日は、水族館に行ったり、海に行って泳いだり、とにかく健太と一緒にたくさん遊んだ一日だった

それが楽しくって、可笑しくってずっと笑っていた

健太の笑う顔を見るだけで私はほっとして、安心できて心が落ち着く

時間を忘れてずっとここにいてもいいってぐらい、私はやっぱり沖縄が大好き

沖縄にしかないこの空間が私を癒してくれる

きっと健太もそう思っているはず

ここは私達にとって最高の思い出がいっぱい詰まっているから・・・


夜、一緒にお風呂に入ったはいいが、日に焼けた肌が真っ赤になっていて体が火照っていた

そんな私に気を使って健太はぬるま湯にしてくれた

湯船で

「痛そうだな」

そう言って肩にお湯をかけてくれる

「熱いお湯だったら入れなかったけど、このぐらいなら大丈夫」

健太の前に座っている私

いつものポジションに留まっている

健太の胸に寄りかかり今日あったことを思い出して笑っていた

「幸せだね」

今、ほんとにそう思いつい口に出していた

「そうだな」

心地良い温かさに体が熱を持ち、頭の中がふんわりとしてくる

「健太?」

「うん?」

私は健太の方に向きを変え健太の目を見つめた

健太への大好きという気持ちが溢れ出してきていた