「風邪引くなよ」
そう言って私の髪を拭いてくれる
いつも一緒にいる時はこうやってしてくれる
だから私はじっと立ったまま終わるのを待つ
「終わったよ」
「ありがと」
冷蔵庫を開けてビールを片手に私の隣に座った健太に
「これからご飯だから飲んじゃだめ」
健太の手からビールを取ると
「一本だけ」
とお願いされてしまった
「もう仕方ないな。一本だけだよ」
「了解」
一気に半分ぐらいまで飲みこし、
「うまい」
そう言ってまた飲み続ける
その間私は着替えを終わらせ、いつでも出れる状態だった
「俺も出れるよ」
「その髪でいいの?」
ワックスも何も付けてない髪はボリュームがなくて、見るからに幼く見える
「キャップかぶるし。それに誰もいねぇだろ」
でも私はこういう髪が好きかな・・・
芸能人オーラが出ていなくて普通の人っぽいのが私を落ち着かせてくれる
昔から周りの人が気になり、いつもキョロキョロしていたから・・・
気にしないでいられるということが何よりもいい
私と手を絡ませレストランに向かう
そしてちょっと下がった位置で健太の横顔をちらっと見る
そうこの位置
私のお気に入りの横顔
「亜美はいつも何やってんの?」
「あ、ううん。何もしてないよ」
「一人でにやけてるって」
「沖縄にいるのが嬉しいの」
必ず私が何かすると気付くんだから・・・
そう言って私の髪を拭いてくれる
いつも一緒にいる時はこうやってしてくれる
だから私はじっと立ったまま終わるのを待つ
「終わったよ」
「ありがと」
冷蔵庫を開けてビールを片手に私の隣に座った健太に
「これからご飯だから飲んじゃだめ」
健太の手からビールを取ると
「一本だけ」
とお願いされてしまった
「もう仕方ないな。一本だけだよ」
「了解」
一気に半分ぐらいまで飲みこし、
「うまい」
そう言ってまた飲み続ける
その間私は着替えを終わらせ、いつでも出れる状態だった
「俺も出れるよ」
「その髪でいいの?」
ワックスも何も付けてない髪はボリュームがなくて、見るからに幼く見える
「キャップかぶるし。それに誰もいねぇだろ」
でも私はこういう髪が好きかな・・・
芸能人オーラが出ていなくて普通の人っぽいのが私を落ち着かせてくれる
昔から周りの人が気になり、いつもキョロキョロしていたから・・・
気にしないでいられるということが何よりもいい
私と手を絡ませレストランに向かう
そしてちょっと下がった位置で健太の横顔をちらっと見る
そうこの位置
私のお気に入りの横顔
「亜美はいつも何やってんの?」
「あ、ううん。何もしてないよ」
「一人でにやけてるって」
「沖縄にいるのが嬉しいの」
必ず私が何かすると気付くんだから・・・

