笑顔になった私に

「俺達は離れることはないんだから、もう不安になるな。わかったか?」

「うん」

「亜美はそうやってずっと笑ってて」

健太が首を傾げながら私に近付く

だから私は目をつぶる

そして健太の唇が私の唇と重なり、大丈夫だよという安心をくれた

どんな時でもきっと健太は私に安らぎをくれる

私も健太に安らぎと安心を与えたい

だからいつまでも不安になってちゃだめなんだよね

「亜美、腹減った」

「うん。今作るね」

ベットから降りようとした時、

「あ、やっぱりもう一回」

「ンッ」

また健太に引き寄せられ、唇が重なり深いキスを落とす

私は苦しくなり足をバタバタさせると

「暴れんなよ」 

「だって苦しいんだもん」

フッと健太は笑い、私を強く抱き締めた

「幸せってこういうことなんだな」

健太が隣にいるだけで私も幸せなんだよ