溺愛警報発令中!

「は、はいっ!」

「何淹れたの?」

「は、ハーブティーを…」

「ありがと」

「いや…」

とりあえず若葉くんを家に入れた。

いやって…素っ気ないよね。

お礼を言うのはこっちだよ、なんて言えないけど。伝わるといいな。

「ん、うまい」

「ほ、ほんと!?」

「夜に大声出すなよ」

「あ、ごめん…」

「フッ、ほんとだよ」

今、一瞬ドキッとした…。
若葉くん、イケメンだもん。
笑顔もかっこよく無いわけないよね。