溺愛警報発令中!

どうしてだろう…。すごく安心する。
心の重みが取れたみたい。

「ありがとう」

「なんでお礼言うんだよ」

「っえ?」

「泣かせたのは、俺だろ」

「え…」

「なんだよ」

「ううん、ありがとう」

若葉くん、そうゆう風に思ってくれてたんだ。なんか意外かも。

「ありがとう」

「何回言うんだよ」

「えへへ…。若葉くん」

「ん?」

「私、葵くんのことが好きだけど、若葉くんも大好きだよ」

「は…?」

あ、あれ?若葉くん…もしかして引いてる!?