「じゃあ解散します。気をつけて帰ってね。さようなら」

「「「「さようならー」」」」

「優香ちゃん!」

「ん?何かしら?」

「今日、空いてたら勉強教えてくれない?」

「あ…今日は、空いてるけど…。今日は家にお客が来るから、図書館かお店でなら大丈夫よ」

「そっか!!よかった!じゃあファミレスにしない?図書館って話しづらいし…」

「そうね、じゃあ駅前のファミレスでいいかしら?」

「うん!」

この時も、周りが私を話しを聞いてた人がいたなんて、気づかなかった。