環曰く、フロア全戸が居住中ってことだったけれど、今まで仕事帰りや土日の昼間に顔を出しに行った時には、誰にもすれ違わなかったから、他にどんな人が住んでいるのかは分からずじまいだった。
家の扉の鍵を開けると、締め切った部屋にこもった熱を肌で感じた。時々掃除をしに来ていてたからほこりっぽくはなく、ただ暗闇が広がる。
「ただいま」
環が先に上がって玄関の電気スイッチを入れると、廊下と1LDKのリビングに電気がともった。
「ああ、やっぱり家は落ち着くな」
スーツケースを持って靴を脱いであがる環に、私も続く。
「お邪魔します」
そのまま2人でリビングに移動すると、環は一旦自分の荷物を置きに隣接した寝室へ入っていった。
改めて環の家を見渡す。私の家とは違って、物があまり置かれていない。シンプルに、ダイニングにはテーブルと椅子、テレビとソファ。寝室にはベッドとデスクと本棚が2つ。強いて言えば黒の家具家電が多くて、スタイリッシュな雰囲気のある部屋だ。
家の扉の鍵を開けると、締め切った部屋にこもった熱を肌で感じた。時々掃除をしに来ていてたからほこりっぽくはなく、ただ暗闇が広がる。
「ただいま」
環が先に上がって玄関の電気スイッチを入れると、廊下と1LDKのリビングに電気がともった。
「ああ、やっぱり家は落ち着くな」
スーツケースを持って靴を脱いであがる環に、私も続く。
「お邪魔します」
そのまま2人でリビングに移動すると、環は一旦自分の荷物を置きに隣接した寝室へ入っていった。
改めて環の家を見渡す。私の家とは違って、物があまり置かれていない。シンプルに、ダイニングにはテーブルと椅子、テレビとソファ。寝室にはベッドとデスクと本棚が2つ。強いて言えば黒の家具家電が多くて、スタイリッシュな雰囲気のある部屋だ。

