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「第一発見者の中山リエさんですね。」


「はい・・。」


「警視庁の神野です。

オオスカワ署の人にも聞かれたと思いますが、もう1度お伺いしてもいいですか?」


「・・スッ・・スッ・・はい・・。」


「辛い事を思い出させてすみません。

上原シオリさんですが・・ここ最近、
何か変わった様子はありましたか?」


「・・普通に・・いつも通りでした・・。

上原さん・・いつも・・英語ができない私のフォローしてくれて、

とっても優しくて大好きな先輩で・・
だから本当に信じられなくて・・。」


「仕事でもプライベートでも、本人から愚痴や悩みを聞いた事もありませんか?」


「・・・愚痴という程じゃないけど・・

上原さんが彼氏出来た後は、お昼休みにいつもお互いの恋バナで盛り上がって・・

なんだか前よりもずっと上原さんと仲良くなれた気がしてました・・。」