学校嫌いな雨咲さんと学校好きな灰葉くん


『誰か…』



……うーん。


『誰か!』


バッと勢いよくベッドから起き上がる。


「っ…!はぁ、はぁ…嫌なこと思い出した」


少し頭が痛い。鏡を見ると涙が目から流れている。う


なされていたようだ。