「や!なんで、そう、なるの!」


彼の存在が眩しくて胸焼けしそうだ。


「えぇ。ちょっとショックー」


「え、ご、ごめん……」


ちょっと言いすぎたと思い、謝る。あとで、怒らせて


カツアゲでもされたらたまったもんじゃない。そんな


中、灰葉くんはショックーとか言いながらも笑ってい


る。私はきっと敵に追い詰められた村人の如く、震え