「I wanted to talk to you more when you helped me.(あなたに助けてもらった時、もっとあなたと話したいと思った)This is my first time to feel this.(こんな気持ちになるのは初めて)You smile makes me happy.(あなたの笑顔は私を幸せにする)I love you(愛してる)」

瞳が書き終えたラブレターを読むと、ヒストリアは「とても素敵!thank you!(ありがとう!)」と可愛らしい笑顔を見せ、手紙を宝物を手にするように慎重に受け取る。

「明日、彼に渡してみる」

そう言ってヒストリアはお手伝いをしに走って行った。

瞳はゆっくりと息を吐く。告白をしようと考えたヒストリアの方が、とても勇気があると思った。

想いを伝えないまま、瞳は今に至る。それでも彼の優しさを思い出すたびに、胸は高鳴るのだ。