「わぁっ」
もーっ。
思いっきり突き飛ばすから、
尻もちついてしまったじゃないか。
なんか、さっきまで一緒にいて身近に感じていた三股くんが一気に遠い人間に感じる
そーだった、
私は友達が一人しかいないただの平凡な女だったの忘れてたや。
恋愛するなんて、まだまだ早いし、、
三股くんとは住む世界が違うんだった。
帰ろ。
私は、三股くんとそれを取り囲む女子を横目にその場を後にした。
さーて、なんの部活に入ろうかな。
危なくかっこいいってだけで、
流されるところだったな。
三股くんは、
ほんとに人気者なんだね

