「三股くんは、なにか部活に入らないの?」

「俺はいいかな~、バイトもするし」

「へ~バイトするんだ〜」

確かに、バイトって高校生っぽい!

「三股くん!!」
「あーっいた!!」

急に大きな声が聞こえたと思ったら、
女子の集団。。

この様子だと、三股くんのファンなんだよね

「探したよ~」
「もう!帰ったなんて嘘じゃんっ」

私のことは、見えていないかのよう……
一気に三股くんを囲む女子達。

私はその集まりに揉みくちゃにされながら、
最終的には輪の外に出された。