「うわぁー!最悪!!!なんで私だけ離れるの?!そら、ずるい!」

クラスは私とそらくんが同じでさっちゃんだけ離れてしまった。

「私もさっちゃんいないと生きてかれないよー。」
「お二人さん入学式行くよ!」
「はぁー」

さっちゃんのため息が鳴り響く。
しかしそれにしてもそらくんとさっちゃんが美男美女すぎて周りから注目の的だ。

「ねー。あの子、ちょー可愛くね?」
「うわ、ほんとだ」
「ねー、あそこの人、ちょーかっこいんだけどぉー」
「やば、私めっちゃタイプ!!」

「ねー、そこの君たちー。放課後お茶行かない?」
「「え、結構です。」」
さっちゃんならともかくなんで私まで??