君に伝えたい思い

強がって大丈夫と言ってしまう。こんな弱い自分が本当に嫌い。
変わりたい、強くそう思うのに。変われない。

「あり、がとう。でも、ごめんね。今は少し無理かな。いつか
言う日が来たら聞いてくれますか?」

これが今のわたしの精一杯の答え。

「そっか。分かった。なんかあったらいつでも言えよ。」

「うん!ありがとう。」

「あと、今度小暮の兄弟にも会わせてよ。」

「うん!」

そう言ってその日は終わった。