「じゃあな。小暮。 」
「うん。今日はありがとう!また明日!」
「おう。」

「海波。今日、私嬉しい。海波やっと笑顔になった。」
「え?」

え……がお?

「海波は気づいて無いかもしれないけど、私と蒼空は海波が
無理して頑張って笑ってること、気づいてたよ。あの時みたいに
海月がいた時みたいにみんなを照らす太陽のような笑顔で
笑う海波は海月がいなくなってまだ1度も見てないよ。でも、今日
小城の隣で笑う海波見てあの時の太陽のように笑う海波と
少し被ったんだ。もちろんあの頃ほどではない。けど、
あんなにキラキラした笑顔見たの久しぶりだったから。だから
嬉しかったよ。」

太陽の笑顔か……。
前にみっくんに言われた言葉思い出すなぁ。

「みなの笑顔は太陽みたいだな。どんなに落ち込んだ時でもみなの
笑顔見ると全部吹っ飛ぶよ。みなは俺を照らしてくれる太陽だな。」

って。やっぱりいつだってみっくんの言葉は私に勇気をくれる。