「えーー!!!!」
「え、どうしたの?」
「小城尚緒と桜井大雅って学年の人気者じゃん!」
「え、そうなの?」

まぁ、あの2人すごく整った顔立ちしてるから納得。

「小城尚緒は中学時代、バスケ部の王子様って言われてて、
誰にでも優しいけど、彼女は1人もいた事がなくて、そんな所も
人気の訳。桜井大雅はいつも小城尚緒の隣にいて、小城には
負けるけどイケメンで高身長で人懐っこいところが人気の
ちょー!有名人だよ!」

わー。2人ともそんな有名人だったなんて、

「でも、さっちゃん詳しんだね。」
「昨日、南原中の子と仲良くなってね。いろいろ教えて
貰ったんだ。いーなー。3組行きたい。心連れて。」

「あー。もう学校かー。」
「あ、ホントだ。」
「あれ!蒼空に海波ちゃんじゃん!おはよう!」
「あ、大雅に小城くん、おはよう。」
「おー、はよ。」