君に伝えたい思い

「じゃあ、教室、行こっか。」

「うん。」  

物理室から教室に移動しているときにはもう風雅くんのことなんてとっくに忘れていた。

そうして教室に着くと、小城くんは酷く緊張した面持ちだった。

「小暮、俺この前から小暮の避けてた。ごめん。」

やっぱり避けられてたんだ。あれは。改めてそう言われるととても傷ついた。

「けどさ、何度も考えて、本当は言わないって決めた。だけど、本音を打ち明けてくれた小暮のこと思い出したら、俺も、逃げたらダメなんだって思った。だから、聞いてくれる?俺のはなし。」