すると、

「はい。俺も文化祭実行委員、やります。」

小城くんが立候補してくれた。そのことにびっくりしていると、

「じゃあ、文化祭実行委員は小城と小暮でいいなー？」

と先生が話を進めていた。

「じゃあさっそく今日の放課後、委員会あるから物理教室いけよー。」

「「はい。」」　

そのあと、授業の準備をしていると、大雅くんが

「海波ちゃん、あいつなりに多分、決意したんだと思う。俺には何があったのかなんて全然わかんないけどあいつのあんな顔みたの久しぶりだからさ、待ってて欲しい。あいつのこと。」

何のことだか全然わからなかったけどそう話す大雅くんはとても嬉しそうだったから

「うん。わかった。」

と返事した。