高遠くんの熱にうなされて






ごはんって一人でも食べられるけど、わたしはやっぱり誰かと食べるのが好きだ。


そっちの方が……なんだかあったかくて。


小さい頃は、共働きの両親に変わって柚姉が一緒にごはんを食べてくれていた。


「あははっ、久住さん、なんだか小さい子みたい」


「ええっ……!?……そんなに子供っぽい?」


だから、高遠くんにもぜんぜん意識してもらえないのかな。


……そういえば、高遠くんの好きなタイプってどんな人なんだろう。


「子供っぽいとか、そうじゃなくて。無邪気で可愛いなって話」


「か、かわいい……!?」


わたしがあたふたしていると、韮崎くんは少し不思議そうにしてから、自分が言ったことに気付いたようで。


「……あ、うわ、ごめん、気持ち悪いよね、ちょっと素直に言いすぎた、ほんとごめん、」


「え、あの、だいじょうぶ……?だよ、あの、わたしの方こそなんかごめんね、言われ慣れてなくて、変に動揺しちゃって」