「...ああ。約束する」

こんな風に叩かれたのは初めてで
この女手加減無しで、足元がふらつく位強く叩きやがった...けどきっと、桃華の心や俺の心に比べたら
きっと全然なんだと思う

女「それじゃ、私は用事あるから後の看病てか雑用係よろしく」
「おう」

この女が用事あるって言うのは恐らく嘘だ。
俺のために雑用係とか言い直した事くらい分かってる……案外良い奴だな。

何て思いながら病室へ戻る

ドアの手前...激しい口調で喋る桃華の声が聞こえる

桃「…………じゃない!!」

全部は聞こえないけどこれは桃華の声

男「…なのは……だからだろ?」
これは、男の声