あなたの隣には...

「おはようございます。」

「おはよ〜。あ、お客さん来た、ももちゃんレジお願いね〜。」

「はーい」

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私の名前は「潮下 桃花」18歳 高校3年生。
今日は私が高校1年生の時に好きだった先輩の話をしようと思う。

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最近、スーパーの中にあるパン屋さんでアルバイトを始めた。
ここのスーパーの従業員はとっても優しくて働きやすい環境だ。
私には今好きな人がいる。
アルバイト中に一目惚れをした3つ上の先輩。

ある日いつもの様に接客をしていた時、たまたまレジの前を通りかかった彼に私は恋をしてしまった。

彼の名前は「青木 智也」18歳。大学一年生。
そんなある日、お客様が従業員と揉め事をしていた。それを見計らった私はお店の中で店長を探し回っていた。店長がなかなか見つからず困っていたところ近くにいて声を掛けてくれたのか智也だった。
「どうしたの?大丈夫?」と。
その日をきっかけに私たちはシフトが被る度に目を合わせてアイコンタクトを取り笑い合ったり、バックヤードにで会った時には話し込んでしまい社員さんに怒られる程仲が良くなっていった。

21時にバイトが終わりスーパーで飲み物を買おうと店内をまわっていると、彼に声を掛けられた。

「もう上がりかよ〜。おれ23時のラストまでだぜ?いいなあ。」

彼はスーパー品出しのアルバイトをしていた。
私がバイト終わりに買い物をしているといつも話しかけてきてくれるのだ。
その日、いつもの様に立ち話をしていると彼が連絡先を交換しよう。と持っていたダンボールの切れ端に電話番号を書き、メッセージ送ってね。とダンボールを渡してきた。

私は家に帰ってから連絡をした。
「お疲れ様です。電話番号ありがとうございます😊」と。
そうすると、すぐに返事が来た。
「LINE交換しよう?嫌じゃない?大丈夫??」
私はこの気遣いにまたきゅんとしてしまった(笑)

その日からLINEを交換し、毎日毎日たわいのない会話をひたすらに続けていた。

今年はお互い高校生活、大学生活初めての夏休みだった。
いつもの様に、連絡をとっていたところ「今勉強してるんだけど、ちょっと気晴らしに家来ない?」彼は、地方から上京して一人暮らしをしていた。「私もちょうど勉強してたところたから、行く!!!」

(ともやに会える!!🖤)とわたしはとっても浮かれていた