小さい頃も良く2人で、花火を見ていた事思い出す

今も変わらず、美夏の横で花火を見ることができて嬉しい

でも、小さい頃と違って今は……

「葵?」

花火を見ていたはずなのに、いつの間にか美夏の顔を見ていたらしい

「どうしたの??」

「俺、色々と考えたんだけど…遠回しに言うのが苦手だから、そのまんま言うけど、俺美夏の事が好きだっ!!」

葵は緊張していたのか…はたまたは、美夏の顔の事を意識し過ぎたのか目を瞑ったまま告白してしまう…

「ほっ…ほんとなの…?葵が私の事が好きなんて…」

美夏は、葵に告白されたのが…信じられないと言うかのように目を見開く

「みっ、美夏…?」

パチリ…と閉じた目を開き美夏の顔をみる

美夏はうっすらと…頬を紅く染めて、そして…ついに、

「っ私も、私も葵の事が好きっ!!」