零「西籠と付き合ってんの?」

実乃梨「ないない!大和はみんなからモテモテだもん…みんなの物って感じだもん」

それに、私と大和じゃ大和が眩しすぎて釣り合わない…

釣り合わないから…幼馴染として近くにいるしかないんだ

零「へー。そっか。」

私の言葉に何故か安心している中田君

実乃梨「早く図案完成させて帰ろ?中田君」

零「零。次から零って呼んで」

ドキッ

中田君が夕日に染まり顔が赤く見える

不覚にもときめいてしまった

実乃梨「…え!?」

ときめいてる場合じゃないわ!え?今

零「僕も実乃梨って呼ばせてもらうね」

大和以外の男の子に下の名前で呼ばれたのは初めてなので心臓がうるさい

実乃梨「突然なんで…」