溺愛するに決まってる。




 「ねぇ、真紀ちゃん。」






 「ん~?なんだい......」


 真紀ちゃんが、眠そうにこたえる。






 「だ、大丈夫かな......?」






 「え、何が....?」







 えー、聞こえてなかったの??


 結構、誰にでも聞こえてそうだけど.....。






 「さっきの悲鳴だよ!!」


 「え、」







 倒れちゃったのかな......?