プルル、プルル。

「はい。」

「あっ。凛歌?」

「竜く〜ん。助けて。」

「どうした?」

「風邪ひいたの。喉も痛いし、頭も痛い。」

「家空けられる?今、前に居るからさ。」

「空いてるよ。」

「そか。入るよ。」

「うん。」