学校の門に着く

校舎はとても綺麗に見える。

私は制服で学校を選んだから偏差値とか知らないし学校の事なにもしらない。

平穏な学校生活が送れるといいな

なんてくだらないことを考えながら門をくぐった


「新入生は体育館へ向かってくださいー!」

看板を持った先輩であろう人が大声で新入生に呼びかけていた。

私はそれに従い体育館へ向かった。


ザワザワ

人が多い…

なんでこんなに多いのよ…

不満を抱えながら適当に椅子に座ろうと思ったら

「「「きゃぁぁぁぁ!!!!!!」」」

ビクッ

「「「青星様たちよー!!!!!!」」」

女の悲鳴と共に青星様?なにそれ…

「いやーん!やっぱり青星の皆様はみんなイケメンすぎて良いですわー」

「イケメンの上強いなんて…惚れる要素しかないじゃないー!」

「晴斗様ー!こっち見てー!」

さっきからギャンギャンうるせぇな…

私は気を抜いてしまったのかもしれない…

「あら?青星様達どちらへ?」

早く始まらないかなー

「お前…」

ビクッ

さっきから何…なんなの?

私は声のする方を見ると青星様ー!(棒)って呼ばれ
てた奴らが私の前に立っていた。

茉夏「なに?ここの席に座りたいの?生憎私が座
ってるからほか探して」

「うわっこの子晴斗に命令したよ」

「よく公衆の面前でいえるなー」

「度胸は認めてやる」

「死んだなフッ」

は?今私を笑ったの?ありえない…

「お前さっき殺気出てたろ」

…エ?

嘘。やっぱり出てた?気をつけてたのに…

どうしようか…普通の女子が出せるわけないし、

こいつ鋭そうだし…

茉夏「え?殺気って何?」

ここはとぼけるが勝ちだわ

「おもしれぇ。」

と言われたと思ったら私の隣に座る男。

茉夏「え?なんで座るの」

「席自由だからな。俺がどこに座ろうが自由だろ」

正論を返されたらなんも言い返せない

私が違うところに

「逃げんのか?」

ピキッ

私は席を立つのをやめ居座り続けてやった