「……わかった」




私達は、誰もいない公園に着いた




「……頼む」




「あんた、良い奴そうだから楽に殺してあげる




目瞑りな」




蛇の総長は、黙って目を瞑った




…来世に幸あれ




バァァァァァァン




銃声が響いたと同時に、隅田の体が傾く




「生まれてきてくれて、ありがとう」