ひとみ





「あたしはね、夏実。あんたが幸せならいいと思うよ。ただ、今のあんたは無理してるだけだ。」



それだけ言うと、真紀は部屋から出て行った。



あたしは一人ぼっちになった。



あたしたちの夏はこうやって終わった。



あたしと隼人はぎこちない。



あたしはこの夏に戻れればいいと、何度も思った。






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