いつの間にか、隼人の手があたしの服の裾を捲った。



「ダ、だめっ・・・」



拒否の声は隼人のキスに遮られた。



いつもの隼人からは想像できない。



こんなに激しくて熱い隼人を初めて見た。



すると、ドアが開いた。



「隼人っ!あんた夏実に何してるの?!」



真紀があたしから隼人を引き剥がした。



「夏実っ、平気?!」



あたしは呼吸が荒くて、頷くことしか出来なかった。



そして、隼人を引っ張り出して、連れて行こうとした。






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