君のとなりで恋をします。─上─







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「さっきはすみませんでしたぁ!!」









体育館に戻ると直ぐに、聖陵の監督の元へと向かう。



私の突然の大声に、北川監督は一瞬肩をビクつかせこちらを振り返る。

眉間によった深いシワを見て、私は土下座を覚悟するけど…










「…今度やったら、本当に追い出すからな。」










あまりにもあっさりと許しを得れたものだから、私は思わずフリーズしてしまう。










「…なんだ?

わかったらさっさとそこを退いて、次の練習の準備をしなさい。」






「は、はい!!ありがとうございます!」













よかったぁ!!

これで聖陵の練習に参加出来る!!


今後の練習にも活かせるように、今日の練習メニューはしっかりメモしておこう!





ルンルン気分で体育館倉庫の方に向かう。