柊吾の協力のおかげで補習も無事免れて、現在楽しい楽しい夏休み! 「「うーーみーーーー!」」 熱々の砂浜を葵斗と二人で走り回る。 「香純、転ぶなよ。」 後ろで柊吾の声が聞こえたのも束の間、私は砂浜に足を取られてそのまま前に倒れる。 ────ドシャ… 「いて…」 「うわ、アホ。」 「大丈夫?」 同じ男でもこの差って何…。 バカにする桜河と心配してくれる柊吾。