君のとなりで恋をします。─上─









何も間違えがなければ、あいつは今必死に勉強を頑張ってるはずだし…

コンビニでアイスでも買って帰ってやるか。






アイツは単純だから、何か褒美を与えるとすぐにやる気を出す。

一応LINEで欲しいものを尋ねると、‘イチゴ牛乳’とだけ返ってきた。






アイツ、イチゴ牛乳しか飲まないのか?


心の中で一人で笑いながら、少し遠回りをしてコンビニに寄る。







買い物を終えた白いビニール袋には、イチゴ牛乳と二つのアイスクリーム。






あとで一緒に食べよう。

あの桜の木の話でもしながら…









さっきまでの憂鬱な気分とは一変して、少し足取りが軽くなったような気がする。


アイツとのメッセージのやり取り一つで、こんなにも機嫌が良くなっている自分。


…キモすぎるだろ。