少女は人気のない旧校舎で鍵のかかってないドアを開けて「やっぱり……」そう呟きながら中に入った。 少女は目当ての人物を見つけその人物が空を見ているのを見て苦笑いした。 「やっぱり見てる」 そう心の中で少女は呟き目当ての人物、もといさっき授業中に教室を出ていった少年に近づいた。