月は夜に恋をした

…そのことに、何か関係がある?真月が無理して明るく振る舞っていたのはバレバレだった。


事故関係で何かあったのかもしれない。


歩くことで頭の回転が早くなったのか、たくさんの考えが浮かぶ。


「はぁ…真月、私は心配だよ。私は、何を聞いても真月から離れたりしないのに」



彼氏みたいだな、私。いや、保護者か?



あたりは薄暗くて、向こうの方で日が沈んでいくのが見えた。一本遅いバスで帰ると言っていた真月が心配だった。


もう一本遅いのだと、真っ暗なんじゃないのだろうか。