結構入るのが難しかったから、私も頑張ったと思う。


「そこの2人、給食食べるから席について」


「はーい」


いつのまにか机の上には、給食が配られていた。おいしそうな匂いがしている。


「うわ、今日の給食微妙」


そう呟いたのは隣の席の柊春樹。クラスのムードメーカーで、私たちと同じように高等部から入学した1人だ。