何の取り柄もない田舎の村娘に、その国の神と呼ばれる男は1秒で恋に落ちる【前編】


『夕日が見ておる』






そこにあるのは、あの日と同じ夕日だけだった。







「どこーーーーー!!」







天音の叫びがこだまする何もなくなった荒野は、夕日の赤に染まっていた。