何の取り柄もない田舎の村娘に、その国の神と呼ばれる男は1秒で恋に落ちる【前編】



京司が階段を下りていた途中で、爆音と共に真っ暗になり、京司は足を止めた。

「天師教様!!危険です!お戻りください。」

兵士の一人が、京司の元へと駆けて来た。

「どうした?」
「停電のようです。」

どうやらこの近くで雷が落ち、停電になったようだ。
中庭に行こうとしていた京司だっだが、こうなっては仕方ない。
彼は暗がりの中、急いで元来た道をすぐに引き返して行った。