「え!本当に!!」
「うん。」
天音が飛び跳ねそうに、嬉しそうな声を上げたのは、日はすっかり沈み、辺りは闇に包まれた夕食後だった。
その要因となったのは、青の一言だった。
天音は夕食の後、今日あった出来事を報告しに、青の部屋を訪れていた。
そんな天音の話を一通り聞いた後、青は天音に、あるお願い事をする事にした。
「明日の夜、外に出たいんだ。姉さんのお墓参りに行きたくて。もちろん誰にも内緒で。」
青が外に出たいと言ってくれた。
天音は青が少しでも、前向きな気持ちになってくれたのだと思い、とても嬉しく思った。
やっぱりこの部屋に閉じこもったままなんて、体に悪いに決まってる。きっと外の空気を吸えば、青の気持ちも楽になるはずだと考えていた。
「うん!もちろん協力するよ。」
「ありがとう天音。」
天音は、もちろん二つ返事で了解した。
青のためにできる事があるなら、なんでもしたいと思っていたのだから、それは当たり前。
そして、青はいつものように、優しい眼差しで天音を見つめた。
それから、夜が更けるまで、ニ人は明日の段取りについて、話し合った。
「うん。」
天音が飛び跳ねそうに、嬉しそうな声を上げたのは、日はすっかり沈み、辺りは闇に包まれた夕食後だった。
その要因となったのは、青の一言だった。
天音は夕食の後、今日あった出来事を報告しに、青の部屋を訪れていた。
そんな天音の話を一通り聞いた後、青は天音に、あるお願い事をする事にした。
「明日の夜、外に出たいんだ。姉さんのお墓参りに行きたくて。もちろん誰にも内緒で。」
青が外に出たいと言ってくれた。
天音は青が少しでも、前向きな気持ちになってくれたのだと思い、とても嬉しく思った。
やっぱりこの部屋に閉じこもったままなんて、体に悪いに決まってる。きっと外の空気を吸えば、青の気持ちも楽になるはずだと考えていた。
「うん!もちろん協力するよ。」
「ありがとう天音。」
天音は、もちろん二つ返事で了解した。
青のためにできる事があるなら、なんでもしたいと思っていたのだから、それは当たり前。
そして、青はいつものように、優しい眼差しで天音を見つめた。
それから、夜が更けるまで、ニ人は明日の段取りについて、話し合った。

