「わかりました。
駅前の交番ですね!任せてください。」

掃除を途中で切り上げて、急いで出る準備をした。
と言っても急に連れて来られてるんだら荷物と呼べるようなものは鞄だけ。

「え?出かけちゃうの?
帆kにも手伝ってほしい所いっぱいあるのに」

ごめんなんさい。
こんな絶好のチャンスを逃すことはできないんです。

私の未来は明るいぞ!

よし。
これで自由の身だ。

小さな鍵と鞄を持って、足取り軽く屋敷を後にした。