「警視総監…?」 「あー、それです! お父さんが警視総監だって言ってました!」 やっぱり…。 「あー、それで取り巻きがあんなに。 莉子、知ってたの?古賀ちえみのこと」 「聞いたことがあったってくらいだけどね」 「あ、こっち見てますよ」 「え?」 窓の外を見ると、今日も黒いフリルのついた格好をした古賀ちえみがこちらを見ていた。 というかあれは、睨まれている…。 えー…。 同じ大学に通ってたんだ。 知らなかった。 なんか、すごく嫌な予感がする。