照明がいきなり私の上に落ちてきて… 『芹奈危ない!!』 誰かに突き飛ばされて… 音のした方を見ると加瀬くんが血を出して倒れていた。 「頭…いたい…っ」 「芹奈っ!?」 私は頭が痛くなって、そのまま倒れ、 意識を手放した。 加瀬くん… ごめんね…。 私を守ってくれたのに。 どうして私は忘れていたんだろう。