「早く決めろよ」


どうしよう。
こんなノコノコ上がっていいの?
でも、私の家までは距離あるし…
傘貸してくれる気配もないし…



「……お邪魔します…」


これしか選択ないじゃん…


「先、シャワーどーぞ」
「え、シャワー!?」

シャワーって…!

「は?何想像してんだよ。
風邪ひくだろーが。しかもブラ透けてんだよ」


私は急いで胸元を見た。
そこにはくっきりブラの色が出ていた。

「ちょ!どこ見てんのよ!」

「だから、さっさと風呂入れ!」

そう言って私は半ば強引にお風呂場へ押された。

バタンと閉まるドア。


「なんなのもう!」



彼氏でもない人に下着見られるなんて…